2008年07月19日

羽生善治21

「私は、集中力の基盤になるのは根気であり、その根気を支えるためには体力が必要だと思っている。対局中は体はほとんど使わないが、勝負を急いでしまうと、いい結果は得られない。体力がないと苛立ちに負けて、考える力はまだ残っているのに、結論を急ぎたがり、最後まで集中して頑張り切れない。つまり、疲れてきても根気よく考えられることが、将棋を指すうえでの体力なのである」


決断力・羽生善治(著)より)
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2008年07月21日

羽生善治22



「体力は、別の言葉でいえばエネルギーである。エネルギーは生きる力だ。エネルギーが枯渇してしまうと、やる気はふくらまないし、持続しない。個人として、自分が大事にしていたり、何かに賭けていたり、究めたいと思っていたり……人生の中で目ざしているものがはっきりしている人は、いくつになってもエネルギーがある」


決断力・羽生善治(著)より)
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2008年07月22日

羽生善治23

「私は、将棋を指す楽しみの一つは、自分自身の存在を確認できることだと思っている。人生は食事をして眠るだけのくり返しではない。「こういうことができた」「こういうことを考えた」という部分がある。それは楽しさであり、人生を有意義にさせてくれる。私は、将棋にかぎらず、何かに打ち込んでいる人には、そういう発見があると思っている」


決断力・羽生善治(著)より)
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2008年07月23日

羽生善治24



「私は、年齢にかかわらず、常に、その時、その時でベストを尽くせる、そういう環境に身を置いている-それが自分の人生を豊かにする最大のポイントだと思っている」


決断力・羽生善治(著)より)
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2008年07月25日

羽生善治25



「私はパソコンで知った情報は、「その形にどれぐらいの深さがあるか」で、研究するか、しないかを決める。「これは半年もすれば通用しなくなるな」と思えば、それまで。「これは掘り下げる余地がありそうだ」と感じられれば、将棋盤に実際に駒を並べて分析・研究を進めていく。そこの判断基準は勘であり、直感だ」


決断力・羽生善治(著)より)
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羽生善治26



「情報をいくら分類、整理しても、どこが問題かをしっかりとらえないと正しく分析できない。さらにいうなら、山ほどある情報から自分に必要な情報を得るには、「選ぶ」より「いかに捨てるか」のほうが重要なのである」


決断力・羽生善治(著)より)
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羽生善治27


「生きた情報を学ぶのにもっとも有効なのは、進行している将棋をそばで皮膚で感じ、対局者と同時進行で考えることだ」


決断力・羽生善治(著)より)
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羽生善治28

「ビジネスや研究の世界でも、たとえば、新しい技術を開発するのに、技術の解説書を読むことはプロセスとして大切だ。しかし、文献に書いてあることはすでに常識である。問題はそのあとだ。その先を目ざすには、自分で手を動かすことが知識に血肉を通わせることになる。現場で、あちらの方向、こちらの方向と試行錯誤を重ねるうちに、生きた知識が積み重なり、ステップアップする土台ができるのではないだろうか」


決断力・羽生善治(著)より)
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2008年07月26日

羽生善治29



「過去にどれだけ勉強したかではなく、最先端の将棋を、どれだけ勉強したかが重要なのだ。ここ1年とか2年とか、本当に短い間にどれくらいそれを勉強しているかが問われるようになった。(略)最先端で争っていると、そこを避けることは、逃げることでもある。勝負を逃げてしまうと、気持ち的にも逃げることになってしまう。そして、段々と消極的な作戦しか選べなくなってしまうのだ」


決断力・羽生善治(著)より)
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2008年07月29日

羽生善治30



「「オールラウンドプレーヤーでありたい」 私が棋士として大事にしていることだ。一つの形にとらわれず、いろいろな形ができる。そんな棋士であり続けたいと思っている。(略) そのためにも、「自分の得意な形に逃げない」ということを心がけている。自分の得意な形に持っていくと楽だし、私にも楽をしたいという気持ちはある。しかし、それを続けてばかりいると飽きがきて、世界が狭くなってしまう。息苦しくなって、アイデアも限られてしまうのだ」


決断力・羽生善治(著)より)
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